ひな菊の人生
 久しぶりに吉本ばななさんの作品を読みました。
ひな菊の人生。吉本さんの作品は上手く言えないけれど、独特でキャラクターに過去も、そして未来もあるような物語にとどまらない感じがします。
「世界が終る日にこれを食べてもいい!」
ひな菊にとって大きな存在であったダリアが言った言葉。
実際に亡くなる前にダリアは焼きそばを食べたのですが、二人の想いを考えるとなんとなく切ない。
物語の中盤から高春が登場して、物語全体がほんのり色めいて過去と現在との回想、それに加えて夢も描かれて、読めば読むほど物語全体の空気というか雰囲気の動きが感じられるようで巧いなぁーと思いました。

本文中の会話で、夢に見るほどの思い出を作るってのは死ぬとか生きるとかよりも尊いことだよって受け取れる言葉が出てきます。
実際そこまで、想える思い出を作るのは作ってしまえば簡単なものでしょうが、いざ作ろうと意図して実行するのは難しいんだろうな。

やっぱり、吉本さんの作品大好きです。
余韻に浸れる感じ。長ーいって話でもないので、ちょっとした時間に読む本としてオススメです。
機会があれば是非。
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自己紹介
苺梨(まいな)

愛媛県の最南端にある高校を卒業しました。
現在宮崎在住。
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